こんにちは。
2026年3月22日(日)に愛媛県野村ダムで開催されたNBCチャプター愛媛第1戦で優勝することができました。
今回はプラクティスから試合までを振り返りたいと思います。
試合週の金曜日が祝日のためチャプター愛媛ではプラクティス可能。
金曜日はフルで入り、土曜日は用事で昼からスタート。
桜は試合当日には開花ぐらいの季節感で朝は寒く、昼は過ごしやすい感じ。

金曜日は季節感を掴むため、ありとあらゆる可能性を調べていくことに徹底。
最近の野村ダムは比較的厳しめで、雨や気温などの好条件がそろうと野村ダムらしい釣果がでるような感覚。
たしかに普通にルアーをいれるだけでは釣れませんでした。
この厳しさを覚悟で戦略を練っていたのでキーとしてはウェイト、レンジ、ルアー。
まず感覚としてウェイトは軽めがいいと踏んでいました。
厳しさと春という季節のため、いかにフリー状態を見せて喰わせるかが重要かなと。
プラクティスをはじめると上流小規模ワンド内の最奥でキロアップがバイト。
この魚でシャローの可能性が浮上。
季節進行が遅いと踏んでいただけに衝撃と最高のヒントとなりました。

5gジグヘッドでルアーはスーパーフィッシュローラー5インチ。
全体的にシャローに差しているのか、それともわずかな個体だけがシャローに差しているのかを確認するため、全域のシャローカバーを撃っていくことに。
最下流ワンド中のシャローカバーで2匹釣って2匹ともにキロちょっと。
中流の一級カバーでもキャッチ。
キロフィッシュのプランが一つ完成しました。



春の野村ダムでは過去5戦中、2度の2位と3位の成績で自分の釣りとハマりやすい時期でもあったため、シャローカバーの釣りには自信がありました。
ただ、見ての通り勝ちきれない事が多い(汗)
この不安をかき消すには2キロキッカーの釣りを確保することがマスト。
簡単なことではないですが、有力パターンがもうひとつあれば優勝が射程圏内に入るだろうという感覚。
今年はどこかで優勝することが目標だったのでキーパー確保は考えず。
※いつも考えていませんが笑
翌日のプラクティスでも2個目のメインパターン・サブパターンを用意することに失敗。
ここが今大会の反省点でもあります。
ただたった一つの戦略しかないことが逆にシャローゲームをやり通せた要因でもあります。
土曜日の運営準備を終え、タックル準備をすませる。
試合当日の日曜日。
運営もあるので選手より早めに到着。
朝は変わらずジャケットがいるほど寒い。



朝のこの気温で朝からシャローカバーは厳しいかなと感じ、気温が二桁まで上がる10時ごろが勝負だから、それまでは耐える釣りをしないといけないなと覚悟。
朝イチ、プラクティスで釣ってはいないですが、インターセクション付近でベイトやバスが魚探に映っていたエリアからスタート。
ちょっとしたカバーはあるものの、減水でパワーダウン。
オスっぽい魚は沖を回遊してベイトを追っかけている様子。
同エリアで釣りをしていた坂本洋司選手は沖のシューティングでテンポよく魚をキャッチしていました。
そんな様子を横目で見ながらアタリのないシャローを攻めていく。
冷え込んだ朝にシャローカバーは弱い。でも冷え込んでもシャローにいられるバスはデカいだろう。とシャローを押し切り探っていきました。
そのエリアは不発。
約1時間で移動を決意、この段階で”んー渋いな”と思いながらも気温が上がっていくまで待っていました。
冷え込みを加味すれば想定通りの状態なのですが、坂本選手の釣れようを横で見ていたため、メンタルは若干沈み始めていました笑
9時ごろ本命エリアである、最下流の取水塔ワンドへ。
チャプター愛媛ではこのワンドで釣りをした記憶がないに等しいぐらいエリア。
それでもプラクティスで感じた、この減水時でもスポーニングに適したが条件が綺麗に揃っていたのがこのエリアでした。
プラで良かったインレットが絡むスポットは当日釣れず。
その隣のポケットのより濃いカバーへ。
この2箇所だけがシャロー狙いの自分にとっては好条件でした。
そこに行く途中、ポケットの入り口をミドストをジャークして横に飛ばしながら誘う。
すると見えるレンジでモンドリバイト。
キロぐらいの魚。まさにプラクティスで得た釣り方の一つがハマりました。
これか!と思いながらもプランを変えることなく奥のカバーへボートを進める。
カバーには、エコモデルのラッテリーの1.8gスナッグレスネコリグ。
peラインを用いた対カバータックルで、最初はライトウェイトをキーにしていましたが、本命エリアに続き反応がない。
あれ?と疑問に感じ、ウェイトを思い切って1.8gから3.5gへ。この切り替えがこの日の命運を決めました。
早いフォールでの着底とカバー貫通力、着底後のラッテリーの動きがこの日の野村ダムに効いていました。
数投すると、着底バイト。
オスかなと思いましたが、映像を見返すとメスっぽい。600gぐらいだったので入れ替え候補。
優勝するなら入れ替えないといけない魚です。
その魚を釣ってすぐ投げてストレージをいじっているとラインが走る。
2キロフィッシュかとネットインした魚はまさかのズーナマ…
ただ、明らかにこのポケットには魚が差してくるエリアパワーを感じました。
時間を空けるため移動。めぼしをつけていたカバーを撃ってまわる。
といっても、この減水でいいカバーは片手で数えられるほど。
野村ダムに行ったことがある人誰もが見るアウトサイドのコンクリート護岸に挟まれた一級シャローカバーへ。
プラクティスでも釣ったところ。
カバーが濃いのでシンカーを5.3gにチェンジ。
一投に時間をかけ丁寧に釣る。
投げて着底、ラインをシェイク、止める、シェイク、止める。を繰り返す。
映像でみると約18秒後にバイト、その魚は1500gのキッカーフィッシュ。
ようやく射程圏内に入った安堵と同時にあと一本というプレシャーが交錯。
上流エリアまであがったものの不発。
最下流の本命エリアへ戻る。ここで11時ぐらい。
帰着はたしか13:30。試合でよく釣った日は記憶が曖昧です笑
昼ごろから風がよく吹き、坂本選手が2連勝をはたした時の“神風”を思い出しながらカバー撃ち。
1500を釣った時と同じ操作ですぐにバイトはでないですが、時間をかけるとバイト。
これも1500に迫るキッカーフィッシュ。600gの魚を入れ替えることに。
この釣りで完全にハマっていたので痺れました。
この時はキロが1本、1200ぐらいが2本の3400ぐらいのウェイトと思っていたので、また優勝は無理かと思っていました。
まだ時間はあるので2キロにせまる魚をとるためランガン。
やはりこの釣りでやるとバイトがとれる、あとはフッキングする際の自分の位置とカバーとの角度が甘く、かけることができず。
お立ち台はいっただろうけど、また2位とか3位とかか…とガッカリしながら帰着。
チャプター愛媛のスタッフは先に計量をすませる。
井原選手が最初にウェイン、3,183g。ここでまじかと焦る。他選手も釣れているのか、特定の選手のみ釣っているのか、
不安を感じながらウェイン。
3キロちょいですね、、、と呟いていると宇都選手が「嘘やろ4キロあるやろ」と。
私は“え?“と疑問に思いながら、はかりが表示した数字は4。
自分のとんでもない見誤りにも驚きましたが、何より優勝が見えたことに期待。

ただ過去に4キロをウェインして3位という結果に終わった大会があったため安心できず。
追い討ちをかけたのは西日本チャンプの大久保選手。
みるからに魚がでかい。
あぁ終わった…笑
結果、大久保選手は3,918g。逃げ切りました。

参戦して約7年。
時間はかかりましたが嬉しい優勝でした。


今回使ったルアーのラッテリー。
正直、ストレートワームはどれも同じぐらい形状が似ていますが、ラッテリーの特徴が本当にプラスに働いていました。


まず、頭が平行に切れていること。角をなくすように丸い頭だと、スクリューネイルシンカーに綺麗にフィットしない。ラッテリーのように綺麗にフィットすることでフォールから着底までルアーのポテンシャルを最大限生かすセッティングになる。
さらに、わずかな時間が貴重になる試合中、ラッテリーにはシンカーが真っすぐ完ぺきに刺さる。
これは私の刺し方が良いというわけではなく、ラッテリーの頭にあらかじめネイルトンネルが設けられているためなのです。
お世辞抜きで本当に助かりました。
マテリアルも塩が多すぎるとカバーに対し弱く、塩がなさすぎるとフッキング・アクションがよくない。
その中間を得たようなマテリアルにより、ストレスなくバラすことなく扱えました。
そして実は、試合の前日、釣れることを確信したシーンがありました。
それはいつも野村ダムでの釣りにご理解とご協力までくださっている『梅原石油さん』で給油している時でした。

「バスフィッシングが野村ダムでできるのは当たり前ではない。」と石川会長が大会時よくおっしゃる言葉。
野村ダムに限ったことではありませんが、こと野村ダムにおいては梅原石油さん無しに釣りはできません。
大袈裟なようで大袈裟でない、その理由は運営スタッフをしてはじめて気づきました。
給油はもちろん、スロープ対岸の”お茶の明芳園“さんなど、フィールドの周りにはたくさんのお店があります。
そこにいかにバサーがお金を落とせるか。
これはレンタルボート文化のない四国におけるバスフィッシング継続の鍵です。
お立ち台の5名には明芳園さんのお茶のティーバッグが副賞として配られました。

野村ダムに行かれた際にはぜひ、お立ち寄りください。
使用タックル
スナッグレスネコ
ロッド:TEX CUSTOM TSC67ML+-ST PE BFS 1
リール:アルデバランbfs XG
ライン:キャストアウェイ25ポンドにリーダー:トルネードVハード4号
フック:NSSパーフェクション1/0
ルアー:f-ラッテリー
ミドスト
ロッド:ロードランナーストラクチャーNXS 650LS
リール:ヴァンキッシュc2500hgs
ライン:オーバーテックス6ポンド
フック:Dストライカータイプスイム 3.5g 1/0
ルアー:ヴァラップミノー
偏光サングラス
ゼクーのティーダX
冠スポンサーであるサンライン様のラインを使用して優勝できたことに嬉しく思います。ありがとうございます。

そしてサポートいただいているゼクー様には感謝してもしきれません。ありがとうございます。
ティーダXについてもレビュー記事をだしますのでその際はぜひ。

